初恋の幼馴染み~彼がホストになっていたら~
学校の遠足で言うところの、家に帰るまでが遠足。
みたいなものではないが、選んだホストと二人で店内から出て、エレベーターで二人きりになり、ビルの出口でお別れするまでが、ホストクラブでの流れである。
その間に連絡先を交換したり、次の約束をしたりするのだ。
だいたい送り出しは、今日接客してくれたホストの中から選ぶものだが、別に決まりはない。
そこで愛花が言った。
「純を呼ぼうか?少しの間だけど話したいんでしょ?」
友梨が会いたかった純は、響音の接客中。
話したい気持ちはあるが、もう響音の恋人になってしまっている純と何を話せばいいかわからない。
それよりも胸を貸してくれた優輝へのシャツを汚した謝罪と、甘えさせてもらったお礼が言いたいという方を選んだ。
「純くんはいいです。優輝さんをお願いできますか?」
「うん。わかった。お友達は誰がいい?」
萌々果は二人目に来てくれたプロレスラーのような男を選んだ。
みたいなものではないが、選んだホストと二人で店内から出て、エレベーターで二人きりになり、ビルの出口でお別れするまでが、ホストクラブでの流れである。
その間に連絡先を交換したり、次の約束をしたりするのだ。
だいたい送り出しは、今日接客してくれたホストの中から選ぶものだが、別に決まりはない。
そこで愛花が言った。
「純を呼ぼうか?少しの間だけど話したいんでしょ?」
友梨が会いたかった純は、響音の接客中。
話したい気持ちはあるが、もう響音の恋人になってしまっている純と何を話せばいいかわからない。
それよりも胸を貸してくれた優輝へのシャツを汚した謝罪と、甘えさせてもらったお礼が言いたいという方を選んだ。
「純くんはいいです。優輝さんをお願いできますか?」
「うん。わかった。お友達は誰がいい?」
萌々果は二人目に来てくれたプロレスラーのような男を選んだ。