キミとまた違う未来で、この桜を見上げよう。



お母さんはあれから「今度はあなたの妹も連れてくるわね」と言って帰っていった。



お父さんは違うけど自分に妹がいるのだと思うと、なんだかこそばゆい気持ちになった。



あれから乃々葉は帰ってこなくて、夕飯は三人で食べた。
一応乃々葉の分の冷やし中華を作って、居間には冷蔵庫にあることをメモに残して寝たけど朝になっても変わってなかった。



「そっか~…乃々帰ってきてないんだね……」


「うん。あなたは毎日のように帰ってくるのにね…」


「みーこ、それさりげなく嫌みじゃないよね?」



休日になりいつものように七笑が遊びに来て、乃々葉の分ととっておいたご飯を食べている。



ちなみに亜沙美と鈴ちゃんも来ていて、今は隣の部屋で二人昼寝をしている。



乃々葉に連絡をしても返事がなくて、既読にもならないから余計に心配になってしまう。



その辺で野垂れ死んでいることは…ないと思うけど最悪の状態を想像してしまう。



そんなことを考えていたら七笑がご飯を食べ終わり、「ごちそうさまでした」と手を合わせた。



その瞬間にインターホンも鳴らずに玄関が勢いよく開いた。


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