キミとまた違う未来で、この桜を見上げよう。
乃々葉のところに戻ると乃々葉は通常運転に戻っていて、遅いだのどこまで呼びに行ってたのだと怒られた。
ここであなたのお母さんと話してたなんて言ったら面白くないから、内緒とだけ伝えた。
七笑も同じことを思ったのかいつもは口の軽い七笑も同じようにずっと内緒と言っていた。
でも鋭い乃々葉のことだから、きっと薄薄気付いているかもしれない。
それでも何も言わないのは、私達のこと信用してくれている証拠だよね?
家族は血の繋がりのある人だと世間は言うけれど、それだけが家族だなんて思わない。
自分にとって大切な人がいるなら、その人は家族と同じ存在となる。
私の家族はお母さんだけじゃない。
一人でいたところを見つけてくれた七笑、亜沙美、乃々葉。
私がどれだけ突き放しても傍にいてくれた旭。
あなた達も私にとっては大切な人、家族なんだ。
こんなかけがえのない大切な友達に出会えて、私はこれからもこの先を歩いていける。
乃々葉も一人で歩こうとせずに、立ち止まってしまったら言ってね?
私達がちゃんとあなたの背中を支えるから。
3章【家族】完

