キミの螺旋
「そんなのウソだ!」

「ウソ言ってどうする?お前の本当の名前は〈有馬 凛〉調べればすぐわかるさ」

「アンタの言う事なんか信じられない!そんなの…」

「家に強盗が入り、お前だけが唯一の生き残り。多分、犯人を見たか…もしくは親が死んでるのを見つけて、ショックで記憶を失ったんだろうよ」


「…そ…んな…」



ただ一つ思い出した
あの優しい両親はもういないの?

あたしを愛して
あたしに命をくれて
育ててくれた
あたしが愛すべき両親が──


  『殺』
   さ
    れ
   て
  い
    た
  ?




「だからお前はオレの所にしか居場所がないんだよ?こんなに愛してるのはオレしかいないのに!」

そう言って父親はあたしをベッドに押し倒した。

無理矢理
服を引き裂き

あたしの肌に
首筋に唇を押し当てる


「イヤぁ!!!!止めて!!触らないで!!!!」


「凛…凛…!愛してる!オレ達の家族を作ろう…オレの子を産んでくれ!今日は妊娠させてやるからな!」


「イヤ―――ッ!!!!」

狂ってる…!
ホントにあり得ない!


「おとなしくしろ!殺されたいのか!?」

「ヤダぁ…っ!!!」
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