キミの螺旋
そして二人で果てた。

浴室の中は狭くて、あたし達のSEXは満足できるものではなかったけど

心が満たされていた。

いつも彼と肌を合わせる時は幸せな気分になるの。快楽だけじゃない、心が満足してる。

好きな人とSEXしてるからなんだって思った。

しばらくあたしは、さっきまでの刺激に、ぼぉっとしていると、藤紀は突然あたしの頭を洗い始めた。

「えっ!?何…」

「まだ消毒できてない!髪の先までオレが洗ってキレイにしてやるからな!もう他の男に触らせねー!」

「…藤紀」

あたしは暖かい気持ちになってきた。何か嬉しい!
嬉しさがこみあげてくる感じがした。

あたしの髪が洗い終わり、あたしは藤紀の身体や髪を洗った。

あたしも同じように、藤紀があたしのモノになるようにって思いながら丁寧に洗っていた。

その日は一緒に眠った。

離れたくない…
今夜は一緒に居たいって強く思って、藤紀に抱きしめられながら眠りについた。

多分、幸せな夢が見られる…

こんなに幸せなんだもん。きっと未来の夢が見られるよ。

藤紀と指を絡ませながら、あたしは夢の中に落ちていった。


──暗闇の中


また、あの夢の中へ向かっていた。
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