キミの螺旋
「なんで?その方がアンタだっていいだろ?お金の為に知らない男と…しかもこんなヤツとじゃ…」


意外におれは子供で
愛の無いSEXをするヤツの感覚なんてわかんなかった。

だけど彼女はおれの話しなんか無視して、ポケットから何かを取り出した。

─小さな小箱─

そして、おれにそれを差し出した。

おれは手に取っても『それ』が何だかわからなくて彼女に質問した。

「…これは?」

「初めて見たの?ヒニング…コンドームよ」

「えっ?!」

おれはビックリしてその箱を落とした。

何だか恥ずかしかった。
知識としてはもちろん知ってるけど…初めて見たし…

そう…おれは初体験もまだな上に彼女も出来た事がなくて。

そーゆうのとは無関係な生活だったし…

うろたえるおれなんか無視して、彼女は床に落とした小箱を拾い上げ言った。

「帰るワケにも、あの人達にウソを言う事もできないの。SEXした証拠を持って行かないとお金貰えないのよね」

「し…証拠って?」

まさか…

「貴方の…ね。使い終わったのを中身そのままで持って行かなきゃ、あたし200万貰えなくなっちゃうの!」


「…マジで…?」


しかも200万円!?
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