キミの螺旋
おれとSEXするのに
どれほどの価値があるのか。

いや…そもそも価値なんてないよな?
巧いワケでもないし

なのにその金額を聞いて驚いた。
ただ、身体を売るにしては高額すぎる…

おれが犯罪者だから?


その秘密が大きいから…口止料込みって事なんだろう。

その金額を聞いて彼女が取引に応じた理由がわかった。

「…理由はわかったけどさ…おれ…こんな事言うとバカみたいかもしんないけど…初めての時は好きな女としたかったんだよ」

「…ダメって事?」

「でも帰れないんだろ?多分、強制でえっちしなきゃいけないだろうな…」

拒否れないのは承知していた。
だけど彼女を抱く事はできない。


おれは他の方法を考えていた。

でも…他に方法なんて一つしかないんだ。

何度考えてもそれしか無いって思った時、先に彼女の方からそれを口にした。

「ゴムつけて…一人でするの?」

「かなり恥ずかしいけど…それしかない気がする」

「…出来るの?」

まるで見透かすようにおれの下半身をチラッと見た彼女…

あぁそうだよ!
多分ムリ!!

恥ずかしいし
緊張するし
興奮できないし

…まず
起つ事もできないと思った。
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