*ΒaD boY,SaD girL*
[after school]
教室
『わり。今日、一緒かえれねぇわ』
里沙の席の前に立って両手をあわせて謝る哉未。
『いいよ。どーせ舞美とご飯たべに行く約束してたし』
謝る哉未に目もくれず足を組み携帯をいじっている里沙。
〔こっちくらい見ろってι〕
こういう態度がうんざりする。
一瞬、哉未は里沙の態度に呆れたが放課後の事を考えると後ろめたくて何も言わなかった。
里沙は自分の席に帰っていく哉未の後ろ姿を横目でちらっと見る。
「今日、約束なんかしてたっけー?」
隣で聞いていた舞美が不思議そうに聞くと里沙は眉をハの字にして困ったように笑った。
―放課後―
あるカフェ
まわりはカップルばかりで真ん中の席に座る二人の男女。
周りから見れば二人もカップルのように見える。
「ありがとうございます♪なな、須賀さんとここ来るのすごい夢だったんです!!!」
奈々子は嬉しそうに手をあわせながら言った。
〔かわいい事いうね~里沙だったら礼も言わねぇな♪〕
哉未はコーヒーをすすりながら、はしゃぐ奈々子に微笑んだ。
「でぇ、須賀さんはぁ・・・」
緊張しながらチラチラと哉未の顔を伺う奈々子。
『哉未でイイよ』
哉未は頬杖つきながら言う。
「え?」
『須賀さんって何か他人行儀じゃん』
そう言って微笑む哉未に奈々子の頬は赤く染まっていく。
「か、・・・哉未・・・くん?」
奈々子は少しためらい更に頬を赤らめながら哉未を見る。
そんな奈々子に哉未は微笑んでみせた。
『わり。今日、一緒かえれねぇわ』
里沙の席の前に立って両手をあわせて謝る哉未。
『いいよ。どーせ舞美とご飯たべに行く約束してたし』
謝る哉未に目もくれず足を組み携帯をいじっている里沙。
〔こっちくらい見ろってι〕
こういう態度がうんざりする。
一瞬、哉未は里沙の態度に呆れたが放課後の事を考えると後ろめたくて何も言わなかった。
里沙は自分の席に帰っていく哉未の後ろ姿を横目でちらっと見る。
「今日、約束なんかしてたっけー?」
隣で聞いていた舞美が不思議そうに聞くと里沙は眉をハの字にして困ったように笑った。
―放課後―
あるカフェ
まわりはカップルばかりで真ん中の席に座る二人の男女。
周りから見れば二人もカップルのように見える。
「ありがとうございます♪なな、須賀さんとここ来るのすごい夢だったんです!!!」
奈々子は嬉しそうに手をあわせながら言った。
〔かわいい事いうね~里沙だったら礼も言わねぇな♪〕
哉未はコーヒーをすすりながら、はしゃぐ奈々子に微笑んだ。
「でぇ、須賀さんはぁ・・・」
緊張しながらチラチラと哉未の顔を伺う奈々子。
『哉未でイイよ』
哉未は頬杖つきながら言う。
「え?」
『須賀さんって何か他人行儀じゃん』
そう言って微笑む哉未に奈々子の頬は赤く染まっていく。
「か、・・・哉未・・・くん?」
奈々子は少しためらい更に頬を赤らめながら哉未を見る。
そんな奈々子に哉未は微笑んでみせた。