*ΒaD boY,SaD girL*
[Dirty..(R)]
すべて知り尽くした里沙の体

どこか弱いか、どこか感じるか哉未は、的確な場所を愛撫した。

『はぁんっ・・・んっぁ・・・ん・・・』

性格の割に控え目のあえぎ声は大音量の音楽にかき消されていく。

『哉未・・・きてっ・・・』

消えさりそうな里沙の声、目を潤ませながらシーツを握りしめる手

『何?ちゃんと言えよ』

意地悪してみたり・・・

『・・・』

でも里沙が美人台無しのすごい形相で睨みつけてきたので意地悪中断ι

『はいはいιごめんなさい。』

哉未は自分のをボクサーパンツから出し一度扱くと里沙の中に一気に差し込んだ。

『ひぁっ・・・んぁ・・・』里沙の口から声が漏れる。

里沙の中は暖かくて優しく哉未を包み込む。

ギシギシッ・・・

腰を動かす度に汗が額を頬を伝う。

『ぁあっ!ぁん・・・かなみぃ・・・かな・・・み』

うわ言のように哉未の名前を呼ぶ里沙。

〔こいつ顔・・・エロいな・・・〕目をうっすら開け喘ぐ里沙に哉未は目を細めた。
そのうち曲は終わっていて部屋には里沙の喘ぎ声とベッドの軋む音だけが耳に入ってきた。
里沙の声色が変わって絶頂が近い事に気づき動きを早めた。

ギシッギシッ

『哉未ぃっ!ゃあぁぁぁぁぁ・・・』

哉未の体にしがみつきながら里沙はイッた。
〔俺もやばぃカモ・・・そろそろ〕自分も絶頂が近くなっているのを悟り哉未は眉間を寄せた。
荒く息をはきながら里沙の体お構いなしに自分の快楽だけのために腰を動かす。

『哉未っ・・・好きぃぃ』

里沙が二回目の絶頂を迎えたと同時に背中に爪をたてる。〔つっ・・・〕

ギシギシッ・・・

背中の痛みに目を細めながら哉未の体がびくついた。

『ぅ・・・わぁ・・・』

里沙の中に熱いものが流れ込んでいくのを感じながらベッドに倒れ込んだ。

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