魔法使いの巫女少女Ⅰ
「ねぇ、シズク。どうして翡翠は私たちを裏切ったのかしら。」
もう何度目の質問かわからない。
それでもシズクと呼ばれた少女は答えた。
「結局私たちとは考えが違うってことでしょ。彩矢。」
「それでも今まで一度もこんなことをしなかったのによ?それに裏切るタイミングも変だわ。もう少し待てば私たちの内情もすべてわかったかもしれないのに。」
「そんなの私が知るわけないでしょ。」
この話はこれでおしまい―。
そういうかのようにシズクは目を閉じた。
そんな様子を面白くなさそうに彩矢が見ていると―。
「お前ら、そろそろ支度をしろ。」
そういいながらザクラが部屋に入ってきた。
「もうできてるよー。」
「同じく。」
「そうか、ならそろそろお姫様のところに行くか。」
そういって3人は未来のところまで転移した。
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