魔法使いの巫女少女Ⅰ
「もう少しだ…。」
そうつぶやくものがいた。
その人は未来が単身で乗り込んでくることを知っていた。
今まで通り、自身を犠牲にしてすべてを守るために―。
今度は絶対に逃がさない。
そう強く思いながら薄く笑っていた。



その様子を遠くから見ていたザクラは静かにその場から姿を消した。
< 64 / 86 >

この作品をシェア

pagetop