青空の下で

「紗枝ちゃんは岬のこと嫌い?」



学校の帰り道に、突然さっちゃんは私の顔を覗き込む。



「嫌いじゃないよ」



「でも…春樹とは普通に話すけど、岬とは話さないでしょ?」



「男の子が苦手かな。苦手っていうか、今まで接したことがなかったから緊張しちゃって……春樹君は毎日来るから慣れただけ」



「そっか~岬はいい奴だから。すぐ慣れるよ」



恋なんてしたことのない私は自分の気持ちにさえ気づいていなかったんだ……



どうして岬君の前だと顔が赤くなってしまうのか。

< 18 / 88 >

この作品をシェア

pagetop