私に触れて、そして殺して


レン自身はどうしたいのだろうか、
私と二人で…?

三吉さんの言葉を思い出した
要らぬ感情
それは、そういう事だろうか



「どうしたの?」



顔を覗き込むレン
夕食を持ってきたレンは
トレイを置いてすぐに出て行こうとする
それは
三吉さんの監視がある日


『レン、昼間言ったこと本気?』


レンの顔が強張った
そう、私はレンと三吉さんの仲を
壊そうと考え始めていた

二人の関係が崩れたら
レンは私をここから出してくれるかもしれない
三吉さんが前みたいな生活を送るというかもしれない、と浅はかな考えを持ってしまったのだ

ある意味、賭けに近い
自分の思い通りにならないかもしれないけど
何もしないよりはマシだと考えたのだ

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