私に触れて、そして殺して


三吉さんに言われて
簡単な履歴書と
職務経歴書を書いて渡した


「明日、登録入れて、先方に話をしてみる。…男性が苦手って伝えるけど大丈夫かな?」


『そうしてください。もしそれで駄目ならまた他の仕事を探しますから』


三吉さんに迷惑はかけられない
自分の心も大事だが
三吉さんの方が
もっと大事になっている自分がいた


別に過度な期待はしない
ただ、三吉さんのそばにいたい
こうして三吉さんと一緒にいるだけでいい

そう思うようになっていた


色々な事が起きて
おとぎ話みたいに手を差し伸べてくれて
いつの間にか恋をしてしまった


こんなことって本当にあるんだと
自分でも驚いてしまうが
三吉さんに惹かれてるのは事実だ

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