私に触れて、そして殺して


夜の繁華街は
たくさんのネオンと
たくさんの人で
昼間と違った印象がある

社会人としての付き合いがあることを
こんなに楽しいと思うのは
今の生活が充実しているからだろう



「こんばんは」


私たちの席に顔を出したのは三吉


「来たっ!凛子ちゃんの彼氏だ」


こうして、参加すると
必ず迎えに来る三吉さんは
みんなと顔見知り

当たり前だが
私の彼氏として認識されてしまい
それを三吉さんは否定をしない


「いつもすみません。でも心配なんで…」


そう必ずみんなに言うと
ますます勘違いされる
初めは束縛とか言われていたが
今じゃ、心配性、過保護なんて言われている

三吉さんが迎えに来てくれ
私はその場を後にした

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