君に捧ぐは、王冠を賭けた愛。
ふと城の庭が気になった。
目をやると、そこには庭で優雅に紅茶を口にする女性と、お付きの男性。
早速問題が転がってる。
「あら、シンじゃない。
王子護衛のあなたが、こんな所で何してるのかしら?」
髪を耳にかけながら、強気な目でこちらを試すように見る。
フリルの多いピンクのドレスが、華やかさを漂わせている。
彼女は、大きな企みを持った人物の一人。
「これはこれはマリア姫。
お久しぶりでございます」
「あなたもいかが?
とても美味しいわよ」
そう紅茶を差し出されるが、丁寧に断る。
彼女は、近くにある王国の姫。
リンタールよりもはるかに大きな土地を持っている。
国王である父親が、会談に参加しているからついて来たんだろうけど…。
面倒なことになりそうだ。
目をやると、そこには庭で優雅に紅茶を口にする女性と、お付きの男性。
早速問題が転がってる。
「あら、シンじゃない。
王子護衛のあなたが、こんな所で何してるのかしら?」
髪を耳にかけながら、強気な目でこちらを試すように見る。
フリルの多いピンクのドレスが、華やかさを漂わせている。
彼女は、大きな企みを持った人物の一人。
「これはこれはマリア姫。
お久しぶりでございます」
「あなたもいかが?
とても美味しいわよ」
そう紅茶を差し出されるが、丁寧に断る。
彼女は、近くにある王国の姫。
リンタールよりもはるかに大きな土地を持っている。
国王である父親が、会談に参加しているからついて来たんだろうけど…。
面倒なことになりそうだ。