音を紡ぐ
教室を出ようとすると、後ろから腕を引かれた。
「有紗!ごめんね、回れなくて。」
朱里が申し訳なさそうに謝る。
「ううん。大丈夫!朱里頑張ってね。応援してるからさ!」
そう言うと昴君に呼ばれた朱里はまた教室に戻って行った。
「お待たせ!行こっか。」
そう言うと斗季はパンフレットを開じて私を見た。
「俺、行きたいとこあるんだけどいい?絶対楽しいから!」
そう言って私の手を繋ぐと歩き出す。
急に手を繋がれてびっくりした私は顔が赤くなってしまった。
斗季にばれないように下を向いて斗季の後ろを歩く。
「有紗!ごめんね、回れなくて。」
朱里が申し訳なさそうに謝る。
「ううん。大丈夫!朱里頑張ってね。応援してるからさ!」
そう言うと昴君に呼ばれた朱里はまた教室に戻って行った。
「お待たせ!行こっか。」
そう言うと斗季はパンフレットを開じて私を見た。
「俺、行きたいとこあるんだけどいい?絶対楽しいから!」
そう言って私の手を繋ぐと歩き出す。
急に手を繋がれてびっくりした私は顔が赤くなってしまった。
斗季にばれないように下を向いて斗季の後ろを歩く。