音を紡ぐ
「あっ!そう言えば、なんで斗季はそのバンド好きなの?」
私は歩きながら斗季に聞く。
「あぁ、そうだ。言ってなかったね。あのバンドは俺がバンド始めようって思ったきっかけなんだ。中1の時に親とケンカして、家を飛び出したんだ。その時近くの海にライブで来てて、興味本位で行ったんだ。それで、圧倒された。」
そう言って目を輝かせて言う。
「歌詞に感動したのはもちろんだけど、1番惹かれたのはギター!!音がどんどん溢れて、次はどんなリズムがくるんだろうってワクワクした。心臓がバクバクして、とにかく叫びそうになった。そんな感情になったことがなかったから。俺が音に侵された瞬間だったんだ。」
「うん。・・・・なんか、その気持ち分かるよ!!」
「分かってくれたら、嬉しい!」
話しながら歩くとライブが行われるステージに着いた。
朱里に連絡を取ろうとスマホを見ると、間に合わないから先に見ててというメッセージがきてた。
「なんか、遅れるって朱里から連絡きたよ。」
「俺も今昴から来た。じゃあ前のほうに行って見よう!!」
人をかき分けて見えやすいところに来た。
私は歩きながら斗季に聞く。
「あぁ、そうだ。言ってなかったね。あのバンドは俺がバンド始めようって思ったきっかけなんだ。中1の時に親とケンカして、家を飛び出したんだ。その時近くの海にライブで来てて、興味本位で行ったんだ。それで、圧倒された。」
そう言って目を輝かせて言う。
「歌詞に感動したのはもちろんだけど、1番惹かれたのはギター!!音がどんどん溢れて、次はどんなリズムがくるんだろうってワクワクした。心臓がバクバクして、とにかく叫びそうになった。そんな感情になったことがなかったから。俺が音に侵された瞬間だったんだ。」
「うん。・・・・なんか、その気持ち分かるよ!!」
「分かってくれたら、嬉しい!」
話しながら歩くとライブが行われるステージに着いた。
朱里に連絡を取ろうとスマホを見ると、間に合わないから先に見ててというメッセージがきてた。
「なんか、遅れるって朱里から連絡きたよ。」
「俺も今昴から来た。じゃあ前のほうに行って見よう!!」
人をかき分けて見えやすいところに来た。