お手伝いさんは若の恋人
☆萌☆
台所には圭吾さんの姿がなく朝の号令もないまま食事が始まった。今日は秋さんもいないので丸山さんの隣に座ってる
丸山さんに圭吾さんは?と尋ねたら急ぎの仕事があるので先に片付けてしまうから朝食はいらないと言われたと・・・お腹すいてないかなあ?後で昨日作ったシフォンケーキがあるから持っていこう!!それから家を出ても間に合うもんね。
私は急いでご飯を食べて後片付けを済ませコーヒーとシフォンケーキを持って圭吾さんの部屋に行った。
襖を閉じたまま圭吾さんと声を掛けるが返事がない。
少し襖をあけ一応圭吾さん入りますと挨拶するが返事がなくてそっと開けると一生懸命仕事をしてる圭吾さんがいた。
すごい集中力だなあと少し感心したが気づかないと困るのでメモを残しお部屋を後にした。

圭吾さんの部屋を出て、廊下を歩いていると丸山さんに会った。

私は、すみません今日は丸山さんや智君たちに迷惑かけますがよろしくお願いします。と頭を下げると丸山さんはゆっくり親御さんに甘えていらっしゃいと頭を撫でてくれた。

私は「はい」と返事をして部屋に戻った。

今日は青いワンピースに、7分袖の白いカーディガン、サンダル大きなバックを持ちお屋敷を出た。
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