強がり女の唯一の男
着替えて公平と向き合って座る。
・・・帰りたいんだけど、公平が私に座れと命令した。
こういう威圧的な態度は初めてで、私は落ち着かない。
さっきまでは幸せムード一杯だったよね!?
何、やっぱり私ってつまんない女って思われてる!?

不安で押しつぶされそうになる。
「全然ダメとか前に言ってたの、嘘なんじゃん」
そう吐き捨てた公平の言葉。・・・私は理解できなかった。
「何?」
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