強がり女の唯一の男
11話
ピンポーン
「はーい」
ガチャ
「あら、小雪ちゃん、久しぶり。 どうしたの?」
「あの、公平 居ます?」
「居るわよ? でも、さっきお風呂に入ってたけど上がったかな?
まぁ、部屋に上がって待ってたら?」
「いいの?」
「学生の頃はいつもそうしてたじゃない! 平気平気!」
公平のお母さんがアハハと笑って私を家へと上げてくれた。
そして、「お邪魔します」と告げて公平の部屋へと向かう。
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