危険なアイツと同居生活【番外編】
そして……
「優弥も、プロデュース業、順調だね」
慎吾の言葉に頷くみんな。
慎吾の言う通り、きっと一番順調なのは優弥さんだろう。
デビュー当時はFの艶だった優弥さん。
今は多くのアーティストを手がけるプロデューサーだ。
しかも、優弥さんがプロデュースしたアーティストは、ほとんどが売れるという。
いつの間にか日本の艶になっていた。
「俺もいつまで順調か分からねぇからな」
優弥さんは持ち前のぶっきらぼう口調でみんなに告げる。
「お前らも、この先どうなるか分からねぇだろ?」
その言葉に、三人は頷いていた。