ウサギ系幼なじみの溺愛事情【完】
「とりあえずベッドに座って?」





「へ?あ、うん」





蓮に言われるがままベッドへ腰かけようとすると、そのまま押し倒されていた。





「えっ、蓮!?」





突然のことにびっくりして、目をパチパチとさせた。





「なっちゃんってバカなの?簡単にベッドの上にいっちゃだめでしょ」





私を見下ろし、蓮はやれやれといった表情を浮かべていた。





「もーっ!蓮が座れって言ったんじゃないっ早く退いてよ」





この状況が恥ずかしくて、少し頬を赤くさせた。





「だめ。なっちゃんに聞きたいことある」


「聞きたいこと?」
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