年下なアイツ



『…やっぱ,そうじゃねぇかよ!
彼氏と幼馴染み…どっちが大切なんだよ?
俺がこんなになってんのに…
喜びやがって…。』



涼はいつもの涼ではなかった。

すごく…怖い。



『…。』


『早く答えろよ…?』


『わ…たしは,2人とも…
大切だし,順番なんかつけられな…キャ!』



言いかけると,涼は私を壁にものすごい力で押し付けた。

…掴まれた肩が,痛い。








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