年下なアイツ



『…笑わせんなよ?
俺が,お前をどんなに大切にしてきたか…』


そして涼は無理矢理キスをしようとした。


今まで私は…涼のキスを拒み続けてきたの。


高校3年生にもなって,何一つ経験がなかった自分が恥ずかしくて…

怖くて…涼とのキスを避け続けてきたんだ。


なのに今…


『…りょっ,やめて…っ。』


『おとなしくしてろよ!
彼氏なんだぞ…?
キスくらい,当たり前なんじゃねぇの?』




海…っ。助けて…。







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