ヘタレなオレの君への想い。
耐え切れなくなったのか、マヒロ先輩が助け舟を出してくれた。
「まぁね。あの2人の事は2人の居ないとこで話しても埒が明かないし、シュンちゃんの気持ちは置いといて、そんな事より、シュンちゃん大変なんじゃない?」
「え?何が大変なんですか?」
マヒロ先輩以外、話が見えていないみたいだ。
そんなオレ達に呆れた様子で教えてくれた。
「シュンちゃんそれなりにイケメンじゃん。細マッチョだし。知らないの?女子の間で人気出てるよ。」
それなりにイケメンって…。え?オレ人気なの?
セトは笑ってる。
「いや、セトっちもだし。ナオもだよ。あんた達3人でいるとこ写真頼まれたりするんだから。」
笑えないな…。
でも、だからって何で大変なんだろ?