後輩なんて本気になりません!


「向こうは向こうで
早く追いかけろ!と追い出すし
こっちはこっちで戻れと言うし
間に挟まれたオレは
どーすればいいんですか?」


復活愛を望んでる人が
追いかけろという?


「えっ?で?こっちにきた感じ?」


「当たり前じゃないですかぁ!」


さらりと 嬉しくなることを
いう龍馬
あたしのハートはキュンキュン
と波打つ。


「なーんて 嘘っす!
先輩とのミーティングがあったのに
先輩気を使ったみたいで
それじゃ明日の会議に困るからって
抜けてきた」


嘘か?なんだ嘘か。。。
待って!会議?


「明日の会議?
会議あったっけ?」


「無いっすねぇ
そもそもミーティングしてないし
あまりオレに嘘つかせないでください」


「もー!あんたねぇ!」


といいつつも少し嬉しいあたし。


「さぁ!飲み直しじゃないですけど
食べ直ししましょ」


結局あたしたちはラーメン屋さんに
行ってラーメンと餃子を食べたのだった。


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