はやく気づけ、バカ。




「わかった!私はそれ頼むね。」

「あ、じゃあ俺もそうします。」

メニューが決まると、丁度タイミングよく店員さんがテーブルへとやってきた。

そして「おちらお冷です。ご注文はお決まりですか?」と聞く店員さんに「あ、たまごサンドのAセット二つでお願いします。」とテンポよくオーダーしてくれた。


「わ、ありがとう桐谷くん。」


内心思ったことをそのまま口に出して言うと、「普通ですよ。」と言った桐谷くんはなぜか少し微笑んでいた。


(こういうところがちょっと、犬っぽい...。)

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