MAYBE TOMORROW
五人でかしこまってるとマスターらしき
口ひげをはやした眼鏡の男のひとが
「そろそろ先にはじめてるか?」
と厨房から顔を出した。

(お兄ちゃんが居ないのにハジメルノ?)

「みんな、グラスにジュースを注いで!」

マスターのひとことでそこにいた男女あわせて三十人くらいが
一斉にジュースの栓を抜いてグラスにそそいだ。

「持ったか~~~?じゃあ、イクゾ~メリークリスま~す!」

「メリークリスマス!!」

全員が合唱のように声を合わせた。ので、「シカタナク」わたしたちも。
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