MAYBE TOMORROW
「ちょっと、やるか?」

オニイチャンはお兄ちゃんに向かってそういった。
四人が四人とも華奢な壁に寄りかかってボっーとしていた。

「だな」

ふたりは大事そうに抱えてきたギターケースをあけると、
そこからギターを取り出した。

「記念すべき、初日だな」
チューニングが終わるとふたりは静かにギターをつま弾きだした。
綺麗な音だった。

「もう一本、欲しいな」

オニイチャンがそういって手を止めた。
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