MAYBE TOMORROW
「ウワッ~~~~!」

それはまぎれもなく、お兄ちゃんの声だった。曲はあの日とはちがう。
でも歌う声はお兄ちゃんだ。ゼッタイニ。マチガウわけがない。

オチツケ~落ち着くんだ~。

わたしはそう自分に言い聞かせて、まるで冬眠中のクマか災難から
逃れようとするアルマジロのようになってベッドに潜り込んだ。

そしてその状態は一時間くらいは続いたのだろうか?

いやいやもっと長かったような気もするし短かったような気もする。
この時間の経過状況をうまく説明できないのだ。

もしかするとこういう時のために「相対性理論」があるのかもしれない?

いや、チガウか?
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