MAYBE TOMORROW
お兄ちゃんが視線をわたしに向ける。目が合った。
あの日から五か月だ。もう。
わたしはそこまで近寄る。お兄ちゃんはまだわたしを視ている。
死ぬほどはずかしいってこういうこと?
シャワーして髪もちゃんと整えて自分にとっては最高の服を着て。
それでもなおはずかしいのだ。
わたしはこの時以上のはずかしさを、とうとう一生、
経験することはなかったんだっけ。
オニイチャンはなんか目を丸くしてる。
それもそうだろう、こちとら一世一代の大勝負に出たんだから。
かたやお兄ちゃんは澄んだまなざしのままだ。なんでそんなにきれいな目?
「こんにちは」
わたしはちょこっとだけ小首をかしげるように会釈してそのまま黙ってしまう。
あの日から五か月だ。もう。
わたしはそこまで近寄る。お兄ちゃんはまだわたしを視ている。
死ぬほどはずかしいってこういうこと?
シャワーして髪もちゃんと整えて自分にとっては最高の服を着て。
それでもなおはずかしいのだ。
わたしはこの時以上のはずかしさを、とうとう一生、
経験することはなかったんだっけ。
オニイチャンはなんか目を丸くしてる。
それもそうだろう、こちとら一世一代の大勝負に出たんだから。
かたやお兄ちゃんは澄んだまなざしのままだ。なんでそんなにきれいな目?
「こんにちは」
わたしはちょこっとだけ小首をかしげるように会釈してそのまま黙ってしまう。