MAYBE TOMORROW
「来て、よかった~~~」

でも、ふたりともわたしに気がつかない。
なにやら真剣な表情で話し込んでる最中?

仕方なくわたしはおそるおそるふたりに近づいていく。
ゆっくりゆっくりと。

どうやらカセットレコーダーで音楽を聴いているようだ。
実に真剣に。

やがて聴いていた曲が終わったのか、お兄ちゃんが右手の中指で
レコーダーのボタンを押してテープを止めた。

それと同時にオニイチャンがわたしに気づく。

「オオ~こっち~コッチ来い!」
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