MAYBE TOMORROW
急にさっきまで怖かった人通りの少ない夜道が、
満開の花が咲き乱れる春の小径に思えてきたから不思議。

わたしは今、お兄ちゃんとそこを歩いてる。

わたしたちは「その小径」の左側を歩いてる。
お兄ちゃんはわたしの右側をゆっくりと、たまに追い越して行く車から
わたしをかばうように。

でも会話が途切れてちょっと困ったなと思ったころ、公園にさしかかった。
昔、父親と来た記憶がある公園だった。
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