MAYBE TOMORROW
「おやすみなさい」

お兄ちゃんのうしろ姿がだんだんと闇にまぎれて行った。
そして角を曲がったところですっ~と消えた。

わたしはずっとそれを見送った。ずっと見ていたかった。
ただそれだけのことでわたしのこころは満たされていったのだった。

九月もそろそろ終わりの、三週目の木曜日のことだ。
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