MAYBE TOMORROW

つぎの土曜日は部活は休みだった。
あの日からのたったの二日がどれほど長かったことか。
まさに一日千秋とはこのことかと身に染みたわけだ。

やっとその日が来た。

ずっとさがしてたのに誰も知らなかった曲。手に入らなかった曲。
それがついに我が手にくる。
しかもお兄ちゃんがわたしのために録音してくれるのだ、カセットに。

わざわざ。

家に飛びかえって時計を見る。十二時五十四分。
お昼?いやいや、食べない。食べてる最中にお兄ちゃんが来たら困るから。

口の周りに海苔とかソースとか、アリエナイカラ。

だから「タベナイ」
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