S級イケメン王子に、甘々に溺愛されています。


「………星ノ宮っ!?どうしてここに!」


「絶対ここだと思った」


「絶対、だと?なぜ僕の自宅に明里くんがいるとわかったんだ!?」


「俺ならそうするからだよ?」



和室の入口から中へと足を進める椿の瞳は少しも笑っていない。



「星ノ宮……なら?」


「宣戦布告するほど夢中な女を連れ去ったんだ。可愛がってる間、誰にも邪魔されたくないだろ」


「っ、」



俺ならそうするよ、と発した椿の放つ空気は、蒼ノ月様の息の根を止めてしまいそうなほど……。



「椿……こ、これは、誤解で!足が痺れてこうなって……」


「浮気は許さない主義って言わなかった?」



言い訳無用とでも言いたげな顔を突き出されて、私は口を閉じる他ない。


そもそも、浮気って……。

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