S級イケメン王子に、甘々に溺愛されています。
「椿……!?」
「ちょっと!!なんで王子が!?」
ホントになんで!?
一斉に振り返れば、ジャンケンするふたりの後ろから参戦している椿の姿があった。
「お前らが夢中で俺に気づかなかっただけでしょ?」
なんて、涼しい顔して言ってのける椿……。
「飛び入り参加なんて認めないよ!」
「勝ちは勝ちだろ」
「いや、ここは僕も火神くんに賛成だ!それに……星ノ宮!キミは後出しという手を使ったんじゃないか!?」
「普通に出したけど?」
「な、なんだその勝ち誇った顔は!納得がいかない!ここはビデオ判定といこう……!」
そんなものあるわけないでしょうが……!!
「あっ!星ノ宮、さては華道レッスンとか言って明里のこと独り占めする気つもり!?」
「見損なったぞ星ノ宮!!キミは平等という言葉を知らないのか!?」
平等って、私は物でもなんでもない!