S級イケメン王子に、甘々に溺愛されています。


「椿……!?」


「ちょっと!!なんで王子が!?」



ホントになんで!?


一斉に振り返れば、ジャンケンするふたりの後ろから参戦している椿の姿があった。



「お前らが夢中で俺に気づかなかっただけでしょ?」



なんて、涼しい顔して言ってのける椿……。



「飛び入り参加なんて認めないよ!」


「勝ちは勝ちだろ」


「いや、ここは僕も火神くんに賛成だ!それに……星ノ宮!キミは後出しという手を使ったんじゃないか!?」


「普通に出したけど?」


「な、なんだその勝ち誇った顔は!納得がいかない!ここはビデオ判定といこう……!」



そんなものあるわけないでしょうが……!!



「あっ!星ノ宮、さては華道レッスンとか言って明里のこと独り占めする気つもり!?」


「見損なったぞ星ノ宮!!キミは平等という言葉を知らないのか!?」



平等って、私は物でもなんでもない!

< 217 / 358 >

この作品をシェア

pagetop