夢の言葉と失われた追想【夢の言葉続編④】
「…もうっ、見たくない……ッ。」
”…なんで、あんたなのよ!”
”あんたなんか、生まなきゃよかった…!!”
母さんも、泣いてた。
そして……。
”……続きなんて、ある訳ないだろ?
幸せな夢の話は、もうおしまいなんだよッ…。”
……。
1番、聞きたくなかった言葉だった。
アナタカラハ、キキタク…ナカッタ……!!
「っ…もう、聞きたくないんだよ……ッ!!」
俺はアカリの手を振り解くと…。
目をギュッと閉じて、自分の両手で両耳を塞いで、首を横に振った。
俺の頭の中で、薄っすらと浮かぶ…。
優しい笑顔の、男の人。
いつも味方でいてくれたあの人が…。
穏やかな雰囲気で、嬉しそうな口調で、いつも慰めて褒めてくれたあの人が……。
ボクノ、テノトドカナイトコロへ…イッテシマッタ……。