ワケありルームシェア
「さっきも言った通り小学校に行ってないのは、2年生までは病院通いだったから。」
「3年生からはお兄ちゃんが私を閉じ込めておいたから。」
「お姉ちゃんは、いつも、絶対助けてくれた。だから、あの日も、あの日からも助けてくれてる。」

_______________事件の日、私が部屋から出たら、お父さん達が死んでいた。

そう呟いた哀川さんの顔は、すごく辛そうで、泣きそうな顔だった。

「お父さん達が死んでるのに、お兄ちゃんが笑ってて、」
「お姉ちゃんは、どこかに行ってて、」
「誰も助けてくれないの、私がお兄ちゃんに殺されそうになっても、」
「その後、お兄ちゃんが、ナイフを持って、近づいてきて、」


哀川さんが、哀川さんの様子が可笑しい。
呼吸が乱れてる。
体が小刻みに震えてる。

「哀川さん、一回落ち着いて。」
「…っ、……うん、」

だけど、なかなか呼吸が整わない。



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