ワケありルームシェア
螢side

弓景先輩の一言で何故かうちで食べる予定になっている。
哀川さんはいいなんて言ってないのに……。
まぁ、哀川さんがいいって言っても僕がダメだっていうけど。

「ま、眞白先輩!今はダメです!」
「えー、いいじゃん。みっちゃんの家誰も知らないんだし。」
「で、でも……。」
「ね?鍋パーティーしたらすぐ帰るからさ!」
鍋パーティーに決まったんだ。

「じゃ、じゃあ、リビング以外の部屋に入ったらダメですよ?」
「リョーカイです!」
弓景先輩は信用出来ないでしょ。
「よし!鍋パーティーの材料買って哀川君の家に行くんだな。」
「お邪魔しますね。」
「澪月の家。」
「僕達初めてだね!」
「はぁ…………。」
そんなこんなで哀川さんの家、いや、僕の家に部活の先輩が来ることになった。

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