ワケありルームシェア
そして雑談が始まった。
僕は持ち歩いている本を読んでいる。
キッチンの方からはタンッタンッとリズムに乗った包丁の音。
「あ、そう言えば緋山君さ。」
「……………何です?」
急に話しかけられる。
「みっちゃんの秘密、聞いた?」
「秘密って?」
視線恐怖症?
それとも接触恐怖症?
「目、だよ。……あと、触ること、かな。」
「先輩は知ってるんですか?」
「まぁね〜。知ってなかったらそのままみっちゃんに抱きついてる。」
「そうですね。まぁ、僕も教えてもらいました。」
「そっか……。」
何が聞きたかったんだろう。
秘密を知ってるからって何?
「緋山君は信用されてますね。」
すると月宮先輩が口を開く。
「私達はもう少し時間がかかりましたからね。1ヶ月くらい?」
「まぁ、それだけ緋山君が信用されてるってことだ。」
僕は持ち歩いている本を読んでいる。
キッチンの方からはタンッタンッとリズムに乗った包丁の音。
「あ、そう言えば緋山君さ。」
「……………何です?」
急に話しかけられる。
「みっちゃんの秘密、聞いた?」
「秘密って?」
視線恐怖症?
それとも接触恐怖症?
「目、だよ。……あと、触ること、かな。」
「先輩は知ってるんですか?」
「まぁね〜。知ってなかったらそのままみっちゃんに抱きついてる。」
「そうですね。まぁ、僕も教えてもらいました。」
「そっか……。」
何が聞きたかったんだろう。
秘密を知ってるからって何?
「緋山君は信用されてますね。」
すると月宮先輩が口を開く。
「私達はもう少し時間がかかりましたからね。1ヶ月くらい?」
「まぁ、それだけ緋山君が信用されてるってことだ。」