君を、ずっと。【完】




完成したレポートを見てありがとうと言おうとしたけどもうさっさと帰ってしまってて


『お礼くらい、言わせてよ』

そう言いながらカバンをもって席を立った。


まあそのレポートを出して字が汚いってすっごく怒られたんだけど。




でも

こうやってもう一年も経つのに



神山から離れたのは


私からなのに




思い出すのはいつも


あなたとの尊い思い出


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