エリート上司の過保護な独占愛
「な、何……どうして……」
「それ、いいアイデアだと思う。ちょっと要点をまとめなくちゃならないだろうけど、みんなの意見も聞いてみよう」
まさか自分のちょっとした思いつきを、真剣にとりあってくれるなんて思ってみなかった。
「あの、でも……大丈夫でしょうか?」
「俺は良い考えだと思う。本城が取引先のことを考えて出した案だ。なにかのきっかけになるかもしれないだろ。それに営業もアシスタントも顧客のためにという思いは一緒だ。だから意見を出したらいけないなんてことはない」
そうは言っても、自分の考えた絵空事が実現するとは思えなかった。
「本城の周りのことを駆け引きなしに、一生懸命考えられる、そういうところ俺はいいと思う。これからも大切にしてほしい」
「はい」
あくまで上司としての言葉だ。しかし目の前で優しく微笑みながら言われて紗衣は舞い上がってしまいそうになる。なんとか気持ちを落ち着けた。
おいしいケーキと、裕貴との時間。それに心配していたユニヴェールのことも動きだしそうだ。
紗衣はほくほくした気持ちで、ケーキを頬張った。
「それ、いいアイデアだと思う。ちょっと要点をまとめなくちゃならないだろうけど、みんなの意見も聞いてみよう」
まさか自分のちょっとした思いつきを、真剣にとりあってくれるなんて思ってみなかった。
「あの、でも……大丈夫でしょうか?」
「俺は良い考えだと思う。本城が取引先のことを考えて出した案だ。なにかのきっかけになるかもしれないだろ。それに営業もアシスタントも顧客のためにという思いは一緒だ。だから意見を出したらいけないなんてことはない」
そうは言っても、自分の考えた絵空事が実現するとは思えなかった。
「本城の周りのことを駆け引きなしに、一生懸命考えられる、そういうところ俺はいいと思う。これからも大切にしてほしい」
「はい」
あくまで上司としての言葉だ。しかし目の前で優しく微笑みながら言われて紗衣は舞い上がってしまいそうになる。なんとか気持ちを落ち着けた。
おいしいケーキと、裕貴との時間。それに心配していたユニヴェールのことも動きだしそうだ。
紗衣はほくほくした気持ちで、ケーキを頬張った。