【完】学校1のモテ男と同居はじめました
それから最後までアイツが来ないまま、授業は進んで、終わった。
授業間の休み時間。
相変わらず落ち着かないままだ。
「千歳、自販行こうぜー」
片付けをしていると、桐崎(きりさき)に声をかけられた。
桐崎は、野球部でお調子者。
俺とは正反対だけど、最近よく一緒にいることが多い。
「ん」
丁度、喉も乾いてたし行くか。
…それに少し頭も冷やしたい。
財布を持って、桐崎と一緒に教室を出た。