【完】学校1のモテ男と同居はじめました
「お先どうぞ」
私は急いで手を離して顔を上げると、そこには超絶美少女が。
くりくりした目に、筋の通った綺麗な鼻、それにぷるぷるな唇。
そりゃもう天使かってくらいで。
「あっ…ありがとうございます!ラブアタック好きなんですか?」
嬉しそうにラブアタックの新刊を胸に抱えてニコッと笑って聞いてきた。
「は、はい!全巻読んでます!」
「超きゅんきゅんしますよね!特に健くんがっ!」
「わかりますっ!健くんカッコよすぎです!」
「ですよねっ!!わかってくれる人がいるなんて嬉しいっ!」
女の子は嬉しそうに笑ったあと、あっと何かを思い出したように声を上げた。