美体
第三章~マインドコントロール~
ーマインドコントロールされて二日目ー
次の日も私の手足の力は入らなかった。
「おはようございます、お嬢様」

「おはよう。」

「今日は、大事な検査があります。検査でとうぶんお風呂に入れなくなるかもしれないので、先にお風呂に入ってもらいます。」

「分かった。でも、私は手足の力が入らなくて…」

「そのようなことでしたら、ショウがお嬢様の身体を洗って差し上げます。」

私は反抗できず、
「分かった…」
「ちなみに私はお嬢様のお食事を食べさせる担当でございます。何かあったら、すぐお話しいただけると光栄です。」
「分かったわ…」
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