虹の翼
姉上とルキウス兄上が見つめてから微笑み合った。
「フェリシア、ルキウス。話は以上だ。ガイウスとケイオスは引き続き残りなさい。――――ルキウス、くれぐれも解っているな?」最後の言葉はかなり圧力があったな。
「はい。皇帝陛下。」……声音が悔しそうだったな。兄上。
2人が執務室を出てから
「さて、ケイオス。お前に重要な話しが2つある。」……1つは分かるけど、父上?
「1つはお前に翼が発現したら総督位を与える。」
………いやいや、父上?総督って長年空位だった筈。
でも空位だったのに何故?と考えたら納得の理由が分かってしまった。
「……私が〔虹〕だからでしょうか?」
「そうだ。総督の条件の1つに虹であることが含まれる。……いや、最大の理由にして条件だな。」
「私が今在位している〔提督〕では諜報部隊の指揮権は無い。本来、総督の領域だからな。今の諜報部隊は兄上が担っているが、総督が居ない場合の時のみ指揮権を有する事が出来る。」
「フェリシア、ルキウス。話は以上だ。ガイウスとケイオスは引き続き残りなさい。――――ルキウス、くれぐれも解っているな?」最後の言葉はかなり圧力があったな。
「はい。皇帝陛下。」……声音が悔しそうだったな。兄上。
2人が執務室を出てから
「さて、ケイオス。お前に重要な話しが2つある。」……1つは分かるけど、父上?
「1つはお前に翼が発現したら総督位を与える。」
………いやいや、父上?総督って長年空位だった筈。
でも空位だったのに何故?と考えたら納得の理由が分かってしまった。
「……私が〔虹〕だからでしょうか?」
「そうだ。総督の条件の1つに虹であることが含まれる。……いや、最大の理由にして条件だな。」
「私が今在位している〔提督〕では諜報部隊の指揮権は無い。本来、総督の領域だからな。今の諜報部隊は兄上が担っているが、総督が居ない場合の時のみ指揮権を有する事が出来る。」