【続】清華魔法学園〜未来選択編〜











「はっきり言おう。紗久、お前は世界を救った英雄で本来、その影響で、もうずっと眠り続けている。そんな紗久が目覚め、数年も前の戦争後の日常を生かされているこの世界は確実におかしい世界なんだ」







「………え」









私が世界を救った英雄?その影響で眠り続けている?





理事長の言葉が意味もなく、頭の中を回り続ける。









「………」







ツーッ








そして次には涙が溢れた。





ただ、ただ、溢れるそれを流す。








『紗久』





『紗久』





『紗久』








いろいろな人が頭の中でいつものように私の名前を呼ぶ。





怜桜が無表情に、悠が胡散臭い笑顔を浮かべて、翼先輩が元気よく。




友江、ノエル、学先輩、大和先輩、瑞希先生。






それぞれが私の名前を呼ぶ。






『紗久』







最後にお兄ちゃんが悲しそうに私の名前を読んだ。












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