【続】清華魔法学園〜未来選択編〜











「堅苦しいのはやっぱり苦手やわー」






会議が終わった後、みんなで廊下をゾロゾロと歩く中、学先輩が大きなため息を漏らしてこの一言。







「てかここ何か薄暗いし、悪の組織のアジトみたいしやし……もっと何とかならへんかったん?」






そして流れるようにポンポンと文句が出てくる。






おお、学先輩、私も同じこと思ってました。








「ま、でも実際に俺らこの世界壊そうとしてんだし、悪の組織みたいなもんじゃね?」





「俺は世界を救う正義のヒーローのつもりやから違いますぅ」






そんな学先輩の様子を見て翼先輩が率直な意見をぽろりと呟くと、学先輩は不満そうに翼先輩反抗する。






さっきまでシリアス全開な会議をやっていたメンツの人達には見えない姿だ。













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